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20代の転職について

2011年08月31日

最近20代の転職は当たり前になりました。

面談などをしていると、意欲的な方に出会うと大変頼もしく、また嬉しくもあります。そういった人たちは、今までの雇用システムについては全く信用しておらず、自らのバリューを上げることに興味をシフトしており、ややもすると、組織的でないという批判も受けるかもしれませんが、ある意味、転職マーケットを知っている人と分類することができます。

一方、行き当たりばったりで転職を考えてしまう層もこの20代です。未だ大多数がここに分類されます。中には20代で3度企業を変えているという人たちも多く、会うと優秀だと思う人もいるのですが、世間的には少し厳しい評価にさらされてしまいます。

ではなぜそのような動きをしてしまうのでしょう?

企業側にとって、若い、ということはある意味最大のバリューだったりします。例えば営業職であった場合、業界は違っても、まだ伸びシロがあるだろうから、採用しようか、と考えることが出来るのです。しかしながら、若さだけがバリューなので、いざまた転職しようとすると、いったい自分が何をやりたいのかが分からなくなり、レジュメだけが汚れていく、という事態にもなりかねません。

よって、20代であっても、5年後10年後の自分の成長をイメージしながら、転職活動をしなければ、必ず自分にそのツケは跳ね返ってくることを強く意識すべきと思うのです。
26歳、27歳で選択した企業は、少なくとも3年以上は在籍するでしょう。そうするともう30歳です。30歳以降で職種や業界を変える転職は厳しいです。企業側は今までの経験とスキル、そしてその上積みを期待して採用しようとします。さらに言えば、中途採用なので、現在いるスタッフでは賄いきれないから外部から採用するということが大前提ですから、誰もが納得できる人材を採る、となります。

そう考えると、何がやりたいのか、という方向性を無視することはできないとわかります。20代の転職は簡単に決まってしまうことがあります。であるが故、その動きに踊らされないよう自分自身がしっかりしなければいけない大切な時期と意識する必要があります。