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第一印象はとても大切

2012年07月06日

ハウスメーカー時代、顧客回りの営業を担当していたのですが、第一印象については特に気を付けていました。ぱっと一目で好きか嫌いかを見極める作業は、人間誰しも行っている行動で、日常生活では頻繁であると思います。
清潔感や見た感じ、そして笑顔が自然に出せるか、ということを研究し、自分なりに身に着けてきたと思っています。

例えば、見た目と言う点では、お腹が出てきそうになったら、運動や食事制限をしてなるべく目立たないところまで戻したり、服装も気を付けたりしています。少なくとも、相手に不快な思いをさせるような印象だけは与えないようにと日々考えています。

これは現在の仕事でも感じるところです。

面談を約束し、ドアを開けて見た印象は、ほぼ頭に刷り込まれていきます。例えば、とある企業の案件をイメージして面談する候補者が、その企業に合うかどうかということは第一印象で決めることもあります。(しかし話をしてその印象が覆されることもあります)

これは、私自身が面接官となるイメージかもしれませんが、その企業は私以上に厳しくジャッジをしてきますので、入口の印象の部分は最低クリアしてほしいと思うところからであります。

ここまで書くと、結構なジャッジをしているのだな、と考えるかもしれませんが、最低ラインを見ているだけという言い方のほうが妥当だと思います。
第一印象を大切にしていない人は、いついかなる時もマイナスイメージからスタートしています。マイナスイメージをまずイーブンにする作業が発生し、そしてプラスに持っていくというのは、結構キツイことです。面接官が付き合ってくれないと成立しません。

面接で成功するためには、いつも足し算が必要になります。

これはどういう意味かと言うと、職歴書よりも本人に会ったほうがより印象が良くないといけないということです。職歴書・履歴書は立派な人だけど、会うとがっかり、というケースはとても多いのです。一次面接で、経験のある候補者が落ちてしまう理由はそこにあると思います。

このケースは、このように思われています。『職歴書ではずいぶん立派なことが書いているが、結局は手伝っただけではないか?中身を語ることができないではないか』

同様に、人事様によっては、職歴書を参考にしていない、と言い切る方もいます。それくらい、面接での印象を大切にしているということです。(決して職歴書を軽視している訳ではありません。経歴書が良くないと書類で落ちますので)

書類よりも本人に会うと良く、そして話すともっと良くなると、次の二次面接に進むことになりますが、そのときは一次面接をした面接官も推すので、その候補者を推す人が増える訳です。本人、エージェント、面接官と増えていくに従い、面接を突破する確率も増えていくのです。簡単に言うと、自分の味方を増やしながら面接ステップを踏んでいくということです。

第一印象を良くすることは、まず味方づくりの一環であると考えると、どれだけ大切かが分かると思います。相手からどのような目で見られているか、それを意識しているだけで、自分自身の強みも生きてくると思います。