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ダメな人にはそれ相応の理由がある

2016年04月11日

524e6bb3d5b564bb3f997d64e2f7b81a_s.jpgこんにちは、人材コンサルタントの小林毅です。

売り手市場となっていると言われる昨今の転職市場ですが、実際はかなり難しい、というのが現状です。特に、今よりもキャリアを上げる転職ともなると、並大抵の努力では実現は難しいと言わざるを得ません。

それだけキャリアアップの転職は、自己分析のみならず、相手のことを知ること、情報を集めること、など努力を欠かさず行うことでやっと五分という感じです。

その中で、やはり苦戦している人たちが多いのですが、中にはそれはやはり当然だろう、と思う層もいます。現在無職である人、転職回数が多い人、給与が年齢よりも低い人、正規社員で働けていない人には、それだけの理由があるということです。

今はやりのアドラーではないですが、例えば、転職回数が多いから自分は上手くいかない、と言って嘆いている人がいたとしたら、それが本来の理由ではないということです。

転職回数が多いという理由で自分の不遇を理解したいというだけ、と思うのです。もしこの理由が本当であれば、世の中転職回数が多い人は全員転職できないことになってしまいます。

アドラーは、背が低いから女性からモテない、と言っている人は、本当の理由は別にあると言っています。この、背が低いからモテない、とすれば、世の背の低い日は皆モテないことになってしまいますからね。

モテない本当の理由は別にあるのですが、背が低いことだけで自分はモテないのだ、としたい意思の表れということなのです。

そのことを鑑みて、現在不遇と嘆く人たちには、やはりどこか他責傾向があり、人間的にも、社会人として考えてみても、かなり問題が多いケースも多く目立つ傾向があると思います。

例えば、連絡しても返事がない、お願いしていることへの回答がない、約束を破る(且つそのことが平気である)、どこかのんびりしている、などです。

「そういうところだぞ!」と声を大にして言ってやりたい衝動にいつも駆られますが、大体独り言を言っています(苦笑)。

そのような人たちに出会うと、何とか気づかせてあげたいと思う時がありますが、そこで気付くひとであれば、そもそもこのような態度をしていないし、待遇面で不遇になることも少ないのだとも思うのです。そして辿りつく答えが、出来ない人にはそれだけの理由がある、です。

以前の上司より、人を変えることはできない、時間の無駄、だから自分を変えろ、と言われたことを思い出します。自分のできる範囲でサービスは提供し、相手がどう受け取ろうがそれは別の問題と理解したほうがいいのかもしれませんね。そこまでお節介になる必要もないのです。