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目標を立てる大切さ

2013年01月22日

DSC_0112.JPG今年も始まって、もうそろそろ一か月が過ぎようとしています。この時期の校長先生の挨拶は決まってこう言っていたのを覚えています。

『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、というくらい、あっという間に時間はすぎます。』

成人になってからは、子供の頃よりも感じる時間が短くなるということで、それは、ある程度人生経験をしていると、パターン化してきて、その影響ということです。逆に言いますと、子供の頃は、未経験のことが多く、物珍しいことも多かったから、同じ時間でも長く感じることができたということです。子供の頃、今のように週休2日ではなく、土曜日は言わゆる半ドンで、午前中のみで授業が終わりました。必然、友達と約束もすることが多く、午後は必ず遊んでいました(この頃は父親も週休は1日でしたし)。近くの田んぼで遊んでいて、そろそろ帰ろうかというときに、あ、まだ今日は土曜日か、というように思ったものです。何とも良い時間でした。

さて、社会に出ると公平なことはほとんどなく、有利な人、不利な人、例えば、仕事、会社、給与などなどがあります。なんで俺の上司はこんな人なのか、と思ったり、何であいつより給与が少ないんだ、などと嘆いてしまうこともしばしばです。世の中には平等ということが無いということなのですが、本当につらいと思うときもあります。

しかしながら、その不公平な世でも、唯一平等と言えるのが、『時間』です。前述のように、どう感じるかは人それぞれですが、1時間も1日も、平等に人に訪れます。ある人だけ、1日23時間とか、25時間ということはありません。当たり前ですけど。そうすると、この平等な時間をどう過ごすかによって、人の生き方も変わってくると思います。そう思うと、時間って貴重だなぁと改めて感じます。

以前、英会話スクールに通っていたとき、担当のアイルランド人から今年の目標は何ですか?と尋ねられました。当時は英語ももっと上手くなりたかったし、仕事でも成功したかったし、家族とももっと遊ぶ時間を増やしたいと思ったし、旅行などにも行きたいと思っていたので、その通り話をしました。すると彼から興味深い一言が。

『この質問をしても、他の生徒はこんなに目標を話せないよ。別に、とか、特に何もない、去年と同じ、など。これは何故だろうね?』

多分毎年同じことをやっているので、特に目標など立てなくても、この1年が予想できるから、だと回答したと思います。これはある意味安定していて、とても喜ばしいことなのかもしれません。明日クビになるかもしれないとか、住宅のローンが払えないとかなどの懸念が無いからです。安定って素晴らしいことなのです。

一方、私の人生は明日何が起こるかわからないという気持ちで毎日生きているので、やるべきことややりたいことがたくさん出てくるのかもしれません。個人的には、目標を立てないと、今何をやるべきかが分からないと思うので、どんな人でも立てるべきだと思います。毎日の仕事に追われ、それどころではないという意見もあるでしょうが、備えあれば憂いなしということわざもあるように、準備をした人のほうが、最後に笑っているように思います。私も今は毎日がチャレンジという生活ですが、好きで飛び込んだ仕事ですから、自己責任で(家族の理解を得た上で)頑張りたいと思います。

ちなみに2013年の目標は以下となります。

・人材ビジネスを更に磨き上げる。
・新たなビジネスを手がけ、それを形にする。次の柱とする。
・できれば、人を雇い、ビジネスを大きくする手がかりとしたい。
・家族とリゾート地へ旅行する。
・趣味をもう一つ増やす
・気持ちを安定させ、いつも笑顔で過ごしたい。

本年もよろしくお願いいたします。