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趣味・スポーツ ワールドカップブラジル大会

ワールドカップが始まる!

いよいよ6月14日にブラジルワールドカップが開催されます。

我が日本代表は、98年のフランス大会から連続での参加となり、前評判では過去最強の呼び声も高いチームとなっています。欧州組も代表メンバーのほぼ半数を占め、名前負けしない選手がこれだけ増えた代表は初めてであります。FIFAランクは47位(2014年5月地点)と過去に比べれば、大きく下げておりますが、このランキングはあまり当てにならなく、あくまでも目安でありますから、あまり気にしなくても良いと思います。

思い起こせば98年に初めてワールドカップに参加したときは、海外でプレーしている選手はいませんでした。かろうじて経験を持っていた三浦カズも直前に落選となってしまったので、全くの新参者という扱いでありました。加えて、私を含めた当時のサポーターも、世界との距離がどの程度あるのかもわからず、どのくらい日本代表が活躍してくれるのか、という期待が大変大きかったと思います。マスコミもそれを煽いだことも拍車を掛けていました。

日本が入ったグループHは、アルゼンチン、クロアチア、そしてジャマイカでした。当時は、アルゼンチンには勝てないだろうけど、クロアチアには引き分け、ジャマイカに圧勝、などと皮算用していたと思います。何の根拠もなく、ジャマイカには勝てると、サポーターのみならず、サッカー関係者も考えていました。

しかし結果は3戦全敗。日本が挙げた得点は、ジャマイカ戦の中山雅史のたった1点だけでした。初参加の日本にとっては、とてもつらい結果ではありましたが、まだまだ上を目指せる、という切り替えもでき、そして次回開催が日本であったこともあり、日本代表の試合はその後も大変盛り上がっていました。

その頃と比べれば、日本代表は随分と強くなったと思います。アジアで負けることはあまり想定していません。永遠のライバルと言われた韓国にさえも、実力・技術とも上になりました。それまでのことを思うと、よくここまでになったな、と感無量です。

ところが、ここまでのところ、過去に盛り上がったほど、ワールドカップ、そして日本代表のことが話題になりません。日本代表の選考について、今までは大変なニュースであったと思いますし、もっと日本で強化試合が組まれていたと思います。メディア露出度が極端に下がったと感じてしまいます。その原因がどこにあるか、考えてみたいと思います。

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