趣味・スポーツ ブラジルワールドカップ予選
ブラジルワールドカップ三次予選 ｘ北朝鮮戦
なんとか勝って良かったね、というところです。
本田がいない組織ですから、やや不安を持ちながら観ていましたが、それが的中してしまったという印象です。
観戦していると、だんだん雲行きが怪しくなり、こりゃあ、引き分けかなぁと覚悟をしていたときに吉田のヘッドが決まり、良かったね、というところです。
さて、色々とコラムが書かれていて、勝てば良いというものと、本田がいなければこんなもの、と書いているもがもありました。一通り読んで、また、自分が考えることも併せてレビューしたいと思います。
まず、本田の代わりに柏木が出たのですが、予想の範囲でこれはありという選出でした。しかし、柏木がリズムを崩したというのも然りです。前半に少なくとも大きいミスを３度犯しました。無理に右足でけり、大きくバーを外すことも。思いっきりがいいプレーとはいえ、やはり、ここ最近のパフォーマンスを観ている我々としては、ミスとしか思えないものでした。
前半で変えるかなぁ～と思ってましたが、しばらくプレーしたところを見ると、ザック監督は本田の代役としては、柏木がファーストチョイスと考えているのだと思います。
そして代わって入った清武は、前回同様動きが良く、これは恐らく香川や岡崎との相性がいいのでしょうが、機能していたと思います。
次のウズベキスタン戦でどちらを使うのかが見ものというところです。
そして李に変えて、ハーフナーマイクが入りました。今までの日本の戦術になかった、パワープレーを意識できるプレーヤーです。群を抜いて大きくて高く、相手に脅威を与える存在であったと思います。
そしていきなりシュートチャンスが来ますが、これもバーを直撃。
まあ、いきなりの代表選で、しかもワールドカップ予選ですから、大目に見ても良いのですが、決める人は決めるよ、というところで、少し厳しめに評価したいと思います。
コラムを読むと、ターゲットになって良かったというものが多く、概ねポジティブな交代と捉えられていました。しかし、個人的には、タイミングが早かったのでは？と思っています。
パワープレーに入るにはまだまだ時間があったし、それまでに日本らしくパスを繋ぐ、というために、別のプレーヤーのほうが良かったと感じました。
ちょっと中途半端にターゲットとしているものだから、クロスを上げなきゃ、という義務的な動きも少なからずあったと思います。
結局ロスタイムに決まったということなので、３人目の交代として出てくるべき人だったような気がしています。
全体的には、雨の影響もあったと思いますが、ミスが目立ちました。トラップミスが特に多く、足元に納まらないこともしばしば。
今まで良かった試合を見ると、足元で納まり、そこからちょっとした切り替えしで抜き、そしてワンタッチで相手を切り崩す、でしたが、今回はなかったですね。また、ドリブルも少なかった。
天候のせいにすればそれまでだけども、やはり目指すところがもっと高いので、確かな技術で足元のせいにしないくらいのレベルに来てほしいと思うのでした。
さて、相手の北朝鮮についてですが、全くの脅威も感じませんでした。引き分け狙いであったからかもしれませんが、ドイツ予選のときのような迫力が感じられなかった。日本が悪かっただけ、としか思えず、これでウズベキストタンと日本が抜けるだろうな、と感じた次第です。
個人的には、Ｊリーグでプレーしている（た）プレーヤーが多いので、北朝鮮には頑張って欲しいと思うので、これからの巻き返しに期待というところですね。