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LIFE 息子の大けがについて

少年野球の練習中に

怪我をしてから4か月くらいが過ぎようとしており、息子の状況もだいぶ改善してきたので、この怪我の件について書いてみようと思いました。

それは昨年9月23日秋分の日の出来事でした。私は予定があり、東京方面に外出していましたが、電車で移動中に携帯が壊れ、目的地に到着することができませんでした。それが悪い出来事の予兆だったのかもしれません。

あるセミナーに参加予定でしたが、情報は全部携帯から確認することにしていたので、開催される場所の名前も住所も書きとめていませんでした。

ただおおよその場所は地図で把握していたので、行けば何とかなるかも、という淡い期待があったのですが、やはりそれだけの薄い情報だと難しく、途方に暮れていました。

テレホンカードがあったので、自宅に連絡をし、家族に調べてもらおうと電話しても、誰も出ません。これはあきらめるしかないか、と考え、そのまま自宅に引き返したのでした。

自宅に戻っても誰もいません。買い物にでも出かけたのかと考えながら、壊れたスマホからSIMカードを取り出し、以前使用していたガラケーに差した瞬間、電話が鳴りました。おお、使えるのか、と思いつつ、電話に出ると、妻からでした。

とても慌てた様子で、息子が入院することになった、ということ。状況が把握できないので、確認するように話をすると、どうやら少年野球の練習中にけがをしたらしいのです。

でもそれだけで入院になるのか?と思いながら聞くと、大変動揺していたので、まずは現場に行こうと思い、搬送先の病院へ向かいました。幸い、徒歩5分くらいの距離にあるので、走れば1分です。救急外来に到着すると、妻が座って待っていました。

話を聞くと、ピッチングマシーンを使って練習をしていたとき、ボールが脇腹に当たったということ。当たった後からうずくまり、しばらくベンチでしゃがんでいたようですが、椅子に座ることもできないくらい痛がっていたので、妻が現場に向かったということ。

冷や汗が止まらなく、段々顔色も悪くなったことから、病院へ搬送することになりました。救急車だと騒ぎになるので、コーチの車で病院に向かい、到着後、車いすに乗せられ、診察となりました。現場にいたコーチも、付き添っていた父兄も、打ち身程度か、肋骨のヒビくらいにしか、思っていなかったようです。事実、息子がうずくまっていても、そのうち回復するだろう、と考えており、気にも留めていない様子だったようです。

私が到着したときは、簡単な検査を終え、精密検査に入った頃でした。妻がその時にいた医者に症状を聞いたところ、内出血をしていて、ちょっと危険な状態、と説明を受けたようでした。しばらく待ってくださいと言われ、妻がこのまま死んでしまうことはないですよね?と思わず聞くと、それも覚悟してください、と言われたということでした。 

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