Wanderlust 勝どきで働くヘッドハンター、小林毅の公式ホームページ

▼ 旅・歴史

▼ 趣味・スポーツ

▼ LIFE

LIFE 父親のガン治療に直面し思うこと

ガン治療と入院にかかる費用

今回は医療保険について書いてみます。

今年6月に父親が胃がんであると聞き、一時は厳しい結論まで覚悟していたのですが、何とかいくつかの幸運が重なり、先日無事手術を終えることができました。手術が上手くいったのは、父親が覚悟を決めて治療にあたったからからなのですが、それにも増して母親の献身的な介護が挙げられます。

病人となって、心さびしい時を過ごしていたと思いますが、一度覚悟した命ですから、今後の人生は有意義に過ごし、日々感謝の気持ちを持ってほしいと願っています。

さて、幸いにも父親は医療保険に入っていました。積み立て型の医療保険のようで、途中解約した場合は返戻金も発生するという内容です。よって、普通の掛け捨ての保険よりは保険料は高めでありました。ただ、その内容については、父親も母親も全く理解していませんでした。

医療保険については、国民健康保険の保険料だけでも結構大変な金額ですが、それにプラスαで医療保険に入っていたことは、本人の意思かどうかはさておき、結果オーライでありました。 

先日手術を終え、無事退院もいたしましたが、6月からの入院費・検査代、抗がん剤治療に費やした通院・入院、そして手術前後の入院は、健康保険が利いてはいますが、差額はすべて持ち出しでした。病院も自宅からかなり離れた場所でしたので、母親は毎日車で通院、ガソリン代と駐車代が都度発生していました。

やはりそこで年金生活者ですから、預貯金の心配が出てくるのです。特に検査手術と胃がん摘出手術の治療費、そして手術前は個室を諸事情で選択しましたから、その差額ベット代などもかさみ、父親はかなり費用を心配していたようです。