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趣味・スポーツ ワールドカップブラジル大会

グループFとGの予想

メッシとロナウド、この二人が同時期にしのぎを削るスペインリーグはとても面白いです。

メッシとロナウド、この二人が同時期にしのぎを削るスペインリーグはとても面白いです。

グループFの予想

1位 アルゼンチン
2位 ボスニア・ヘルツェゴビナ
3位 ナイジェリア
4位 イラン

アルゼンチンはメッシがマラドーナの域に到達するかどうか、という関心があります。クラブチームでの実績と評価、日常生活などはすでにマラドーナを凌駕していると思いますが、やはり国を代表するワールドカップでどれだけの印象を残すかが必要になってきます。マラドーナは、86年メキシコ大会で、その名を世界にとどろかせました。当時25歳だったと思います。メッシも現在26歳。すべての面でマラドーナを超えることができるか、というところでしょう。

メッシ以外にもタレントは豊富です。イグアイン、アグエロ、ディマリア、マスチェラーノなど、一流プレーヤーが目白押しです。メッシのチームであることは間違いないけども、バランスの取れたメンバーを取り揃えています。間違いなく優勝候補の一角です。

ボスニア・ヘルツェゴビナは、力関係で言えば順当であると言われています。欧州予選では首位突破し、旧ユーゴ独立後、初のワールドカップ出場と、国内は盛り上がっているはずです。ところが、FWゼコと監督の衝突、DFラインの脆弱というピッチ内外の問題も抱えており、不安要素は大きいとも言われています。果たして本番までに修復できるか、というところです。

ナイジェリアは、20年前までは強豪国として、アフリカNo.1の実力を持っていました。アトランタオリンピックでの金メダルメンバーを中心に、多くのタレントが揃っていました。現在はその勢いほどではないですが、ミケル、モーゼスを中心に攻撃力がかみ合えば、決勝トーナメント進出も見えてきます。

イランも20年前までは強かった。アジアであれだけの攻撃力を持ったチームは、十分ワールドカップでも通用していました。その時と比べると、どうしても戦力としては落ちてしまう。比して、強かった頃も実績が残せなかったことを考えると、厳しい結果となるのかと思っています。

このグループは、アルゼンチンは抜けるけど、その他はその時のチーム状況で変わってくる混戦と思います。

 

グループG

1位 ドイツ
2位 ポルトガル
3位 ガーナ
4位 U.S.A.

ここはドイツが抜けています。今回の優勝候補筆頭として、私はドイツを挙げています。タレントも豊富で、安定した戦い方は、まさにワールドカップを勝ち抜くだけの要素を持っています。監督のレープも、前監督のクリンスマンの右腕として入閣して以来、10年をかけてチームを作り上げています。得てして、豊富なタレントが揃っていても、まとめ切れなくてチームが混乱するというのが代表チームの宿命ですが、その反乱を許さないリーダーシップは、大変有利だと思います。

エジルを中心に、ロイス、ミュラー、シュバインシュタイガー、ラーム、ゲッツェなど挙げればきりがないタレントは、やはり頭一つ抜けています。バイエルンミュンヘンのメンバー中心に、4度目の優勝を目指せるでしょう。

ポルトガルは、CR7(クリスチアーノロナウド)のベストパフォーマンスがみられる最後の大会になるでしょう。タイプ的にスプリンター的で、圧倒的なスピードに技術を絡める、他を寄せ付けないスタイルは、本大会で爆発させることが出来るか、というところです。

その他攻撃陣、ポスチガ、ナニ、モウチーニョや、DF陣ペペやコエントランなども安定すれば、上位進出も十分可能性が高いです。

U.S.A.とガーナは、共に実力を備えたいいチームです。場合によれば、ドイツ、ポルトガルにも番狂わせを演じることができるほどの力を持っています。ガーナは、アフリカのチームでは割と安定感があるチームという印象です。前々回ベスト16、前回ベスト8と、しっかりと結果も出せています。タレントも豊富で、ボアテンク、エッシェン、アサモア、ムンタリと強力な攻撃陣を擁しています。

U.S.A.は米国リーグで活躍する選手と、欧州で活躍する選手の融合チーム。常に安定した結果を出し、他のチームからみても、油断できない存在です。このグループでなければ、十分決勝トーナメントに進めると思いますが、ちょっと運が必要となります。実力を考え、4位としました。日本が入らなくて良かったグループといえるでしょう。 

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