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旅・歴史 司馬遼太郎記念館

住宅地を抜けて

庭から見える司馬遼太郎の書斎の様子

庭から見える司馬遼太郎の書斎の様子

河内小阪の駅を降りたら、外は雨でした。
しかしながら、折からの南風により、2月末というのにまるで春を思わせるような温度で、出張で冬着で来ていた私は多少暑苦しく感じました。
駅より南側に向かって、司馬遼太郎記念館を目指したのですが、電車から見えた風景で、明らかに住宅地であり、迷路のような場所にあるように感じました。
さりとて、東大阪の数少ない名所としてそれは存在していて、また、司馬遼太郎というブランドは町全体に大きなインパクトを与えていたので、各所に案内は充実しました。
しかし、ほどなく不安になるような狭い路地を進んでいくと、雨空が恨めしく思えました。

でも迷うことなく10~15分で到着。
外には3名ほどのおじいさんがおり、入場券の買い方から見学ルートを懇切丁寧に説明してました。
まず、司馬遼太郎の自宅にある書斎の場所を聞き、庭を通って確認ください、と伺う。
書斎は外から見ることになるのですが、ここに座って色々な作品を創作していたのかと思うと、やはり感慨深く思いました。
そこで気づいたのですが、書斎前や通路、そして、駅からのルートも菜の花で満ちていました。
2月末だからなぁ、と思っていたのですが、よく考えると、菜の花の沖、ですね。
この時期だからなのでしょうが、菜の花が満ちていることは、至極当然なことなのです。