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LIFE 不安を持ち生きている僕達

この先一体?

調度私が20歳になったとき、学生も国民年金を払わなければならない、という法律に変わりました。
仕送りとアルバイトで生計を立てていた私としては、この決定は大変な苦労であり、基本収入がない学生に払わせるなんてなんて酷な制度だ!と怒り心頭だったことを覚えています。

そして就職難により、長期戦を強いられた就職活動の間、アルバイトをすることもできず、年金未納の期間が出てしまいました。
晴れて就職した後、年金の催促がうるさかったので、ようやく未納部分も支払うことができた、と記憶しているのに。。。

レコードによると、未納のままのようです。文句を言っても暖簾に手押し。手ごたえも歯ごたえも何も無い。消えた私の年金。。。

年金が崩壊するはずがない、という人がいるけど、それは間違い。この世に絶対などもうなくなっているのです。

今日の稼ぎがいつなくなるか、ということを当たり前のように思わないと、ショックも大きいのだ、ということを意識する時代なのです。

昨日、同年代の頭のいい人と話をしました。彼は現在勉強中で働いていません。曰く、今までの専門性を活かすのみでは不安ということ。そして企業で働くことが果たして自分にとってよいのかがわからない、むしろそのほかの道も模索してみてもよいのではないか、と悩んでいるのです。

非常に考えていることは理解できます。サラリーマンをやっていると、いつかクビになるのではないか、という衝動に駆られます。それを思ったことが無い人は幸せだと思います。

クビになったときに、自分の腕一本で食っていけるかと考えたとき、やはりお金が稼げる仕組みを知っているかどうかで変わってくると思います。何でもやってやる、と思えるかどうか。
その彼ですが、個人的には悩む時期だけど、立ち止まる時期ではないと思います。まだ買ってでもする苦労をして、組織でまだ見たことのない域に達するべきで、それを見てから考えても遅くないと思うのです。

典型的な学者肌なんだろうなあ、と今日一日考えてました。本の中で埋もれていて、好きな勉強ができれば幸せな人。そういう人たちが学者になるんだろうなあ。

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