趣味・スポーツ アジアカップ2011年
今回の日本代表
なんとも中途半端な時期にアジアカップが始まったものです。
通常考えると、サッカーのオフシーズン(欧州中心ですが)の6月あたりに行われるべき大会です。なぜ今回はこのような時期に開催されたかというと、カタールの気候を考慮してということです。6月なんかにやってしまうと暑すぎて試合どころではないということ。
なに?そういうと、2022年のワールドカップはいったいどうなるんだ?なんて心配してしまいます。確かベッケンバウアーあたりが1月に開催してはどうか、という提案をしたとか。でもクラブチーム中心になってしまった近年のサッカーシーンを考えると、なかなか現実的ではないのかもしれません。そうすると、暑いワールドカップとなる?と心配してしまいます。
まあ、2022年のことですから、まだまだ先です。スタジアムの造りをオイルマネーで快適にするということなのでしょう。でもその時私は52歳です。う~ん、想像つかないね。
さて、本題ですが、本田と香川の共存という点と、点が決められないFWという課題もありますが、岡崎を投入してからリズムも出てきて、何となくチーム像なんかが見えたような気がしました。
個人的にいうと、日本代表を真剣に応援するようになって約20年ですが、一番強いチームなのではないかと思っています。
トルシエの時のアジアカップも強かったという印象もありますが、その時は中田英は不参加でしたし、海外組はほぼいなかったと思います。チームワークがその分良かったと言えるのでしょうが、個々のスキルを考えると、今のチームのほうが強いと思っております。
そして何より秀でていると思うのが、選手一人一人が比して大人であると思うことです。本田にしても香川にしても、チームの中心選手であるし、長谷部も長友、内田もレギュラーとして活躍しています。DFの吉田も然りです。
そこの差はどこにあるかというと、外国人助っ人としての意識があるかないかではないかと思うのです。欧州や南米の選手を差し置いて、なぜ日本人を使わなければいけないのか?というサポーターや現場選手、監督を納得させるには活躍するしかないのです。
「欧州に挑戦しにきました」と一昔前の選手は言っていたと思います。それは個人の問題であって、チーム・サポーターは活躍してくれることのみが興味なのです。そのあたりを意識しているかどうかで差があるように思うのです。