趣味・スポーツ 『永遠のゼロ』を読んで
集団的自衛権など
今の日本は、米軍基地が日本全国にあり、その多くが沖縄にあります。
私も横須賀や座間、横田基地などの近くに行ったことがありますが、飛行機の騒音などはすさまじいものがあります。横須賀の米軍基地の大きさと、自衛隊の基地の大きさを比べると、何ともいえない差がありました。恐らく沖縄などは、もっとすごいことになっているのだろうと想像しています。
だから沖縄から米軍は出ていけ、という意見があるのですが、一方で、尖閣諸島問題から、中国の脅威に勝てるのか、という意見も出てきます。
国土は自前で守るのだ、という意見はまっとうな話でしょう。自衛隊をこの際、陸海空軍として、国内に通知することも必要なのかもしれません。いや、憲法9条を守って、軍備を持たない、という意見もあるでしょう。
しかし自衛の軍を持たない国の結末は歴史が教えてくれていますので、何らかの自衛部隊は持たなければいけないでしょう。
そうすると、選択肢は二つです。今まで通り米軍に頼るか、自前で守るか、です。過去の日本軍の暴走を考えると、それこそ今まで通りが一番良いのかもしれません。そうすると、米軍とともに戦うということは避けられなくなり、集団的自衛権も範囲になってきます。抑止力があるから、戦争になりにくい、ということも、歴史が教えてくれています。
もう今までのような理屈は通りにくい、そんな時代に突入してしまったのかと思っています。
この永遠のゼロが映画化されるということですが、個人的には描写は過激にしてほしいと思っています。例えば、ランボー4などは、最新兵器のすさまじさが実に描かれていると思います。人間が人間でない姿にあっという間になってしまう。そのくらいの描写は必要だと思います。
そうすることによって、戦争美化を語る人たちの声を封印することが出来るはずですし、我々も、ちょっとのことで怒ってはいけないという戒めにもなると思うのです。
戦争は絶対いやです。