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LIFE 経営者インタビュー~相田一成氏~

新司法試験の影響と今後のビジョン

H:今後のビジョンなどを教えてください。

  S:この商売は、小さいところから始まり、コツコツと積み上げていくものですから、それを今まで通り続けていくことがまず大前提ですね。あとは、ビザ取得に代表されますが、顧客の要望に応えて、新しい分野も増やしていくことも積極的に対応したいと思っています。

H:顧問契約している企業なんかもありますか?

S:顧問契約といえるかどうか微妙なのですが、経理代行のクライアントさんなんかはそういう形になっている場合もございます。会社のこととかちょっとしたことを聞ける専門家として、アドバイスを求められることも多いですから。今後もこのような企業さんを増やすことも必要だと思っています。

H:そうすると、更に人を増やすことも考えていますか?

S:そうですね。私自身も今はいいですが、10年後はどうなっているかわかりませんからね。新しい血を入れることで、組織を活性化していかなければいけないと思っていますよ。そのためにはまず、安定顧客を更に確保していくことが大切だと思っています。

H:とてもよくわかります。スモールビジネスはリスクは少ないですが、体が資本なので、体調を崩すと、大変なことになります。

S:そうです!特に私は最近入院してしまいましたから、特にそのことを意識しますよ。健康は大切です。お金よりも健康ですよ。

H:行政書士に加えると良い資格などはありますか?

S:何でもあるといいですが、業務の関連性からいえば例えば社労士などはいいですよね。この資格があると、業務幅は広がるでしょうね。ただ自分のビジネスで言いますと、昔からの知り合いで提携先の社労士さんがいますから、業務としては補完し合えているので、特に必要ないんですよ。自分で取得する選択肢もありますが、社労士さんと提携して相乗効果を得るやり方も十分あると思いますよ。

H:横のつながりが出来ないと、仕事も上手くいかない。

S:そうです。ビジネスの仲間は必要ですし、持ちつ持たれつ、give & take、WinWinの関係というのはとても大切です。

H:最近、新司法試験の影響もあり、弁護士が増えていますが、相田さんのビジネスでの影響はありますか?

S:ビザなどはバッティングしますね。そこに進出してくる弁護士さんは多いですね。世間から見ると弁護士に依頼するほうが安心感を得られる、という印象がありますから、競合としては手ごわいですね。当社は許認可をコアにしていますから大きな影響はありませんが、ビザ取得を専門にされている行政書士は影響があるかもしれませんね。

H:最後に、当社の登録者は法律を勉強した方が多く、独立も考えている人もいますが、何かアドバイスいただけますか?

S:私が言えるのは、独立したい気持ちがあるならば、早ければ早いほどいい、とりあえずやってみたらいい。ということです。しかし自営で仕事をするということは、想像以上にきつく大変なことだと思います。その反面楽しさもたくさんあります。

私は自ら求めた結果でしたが、若い時に人知れず苦労をし、努力した経験があったので、困難を乗り越えることが出来たと思うのです。周りの人からは、無理だ、と言われましたが、自分には成功したいという強い信念がありました。まだまだ成功にはほど遠いですが、諦めず自分を信じていれば、必ず結果はでます!ということを言いたいですね。

H:今回はお時間いただき、ありがとうございました。 

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