趣味・スポーツ 2014年日本シリーズ総括
久しぶりの日本シリーズ!
今回の日本シリーズは、何ともあっけない幕引きとなりました。
私は長年阪神ファンをやっておりまして、近年は以前のような弱小球団ではなくなったものの、肝心な時に競り負ける弱さがとても歯がゆく、悔しい思いをしておりましたので、今回はとても期待して観戦しておりました。ほぼ、プレーボールから試合終了までテレビの前で応援していました。
今回、阪神タイガースと福岡ソフトバンクフォークスとの間で争われた日本一ですが、内容も結果も、悔しいですがソフトバンクの圧勝だったと思います。
阪神は、投手力は互角でありましたが、打線が軒並み低調であり、本来の特長がすべて消された状況でした。作ったチャンスの数もソフトバンクの方が多く、得点の予感を常に感じることができたと思います(私は阪神ファンなので、失点の予感ですけど。。。)選手それぞれも役割がわかっており、好投した阪神のピッチャー陣を苦しめていたと思います。約束事もしっかりされているのも感じ、戦い方もセオリー通りで納得感が得られるものであったと思います。
一方、阪神は短期決戦の戦い方というよりは、普段通りに徹していたようにも思います。和田監督は、割と動かない監督と思っておりまして、それが吉と出るか凶と出るかで流れが左右される傾向があると思います。今回は凶と出てしまったということなのでしょう。
逆に言えば、選手を信頼しており、個々の考えを尊重したといえるかもしれませんが、今回のような短期決戦では、ベンチワークはとても重要であると改めて感じたのでした。
選手の考えよりも優先するものがある、特にベンチからのメッセージを強く伝える必要があったと思ってします。大変悔いが残る戦いであったと思います。