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旅・歴史 伊予松山、道後温泉

道後温泉にて

道後温泉本館です。1994年に国の重要文化財に指定されました。

道後温泉本館です。1994年に国の重要文化財に指定されました。

愛媛県松山市にある道後温泉は、日本三古湯と呼ばれとても有名です。

その中でも道後温泉本館は、旅行パンフレットには必ず出てくる有名な場所で、やっぱりここでしょ、という気持ちでした。市内中心部から少し離れた場所に位置し、その道後温泉本館を中心にその他ホテル旅館が立ち並び、観光客を迎え入れるお土産屋さんなどがある商店街がありました。すぐ近くの駐車場に車を止め、いざ温泉へ!

ここはただ単に温泉に入るという単一の料金ではなく、それに加え、休憩の仕方で変わってきます。私たちは入浴後に広間で休憩ができ、お茶とお菓子が振る舞われるコースを選択しました。おすすめという言葉で簡単に決めただけですけど(笑)。

温泉はちょっと熱めと感じましたが、とてもお湯が良く、肌によさそうな感じです。壁には『坊ちゃん、泳ぐべからず』の札が掲げられていて思わず微笑んでしまいました。夏目漱石はこの道後温泉本館が完成した翌年に松山に赴任してきたようです。その姿に感激し、小説坊ちゃんに登場させています。『温泉だけは立派なものだ』と出ています。

男湯は2つお風呂がありますが、まったく同じ形です。入り比べるとか、お湯の温度が違うとかもありません。なぜなんだろうと思いましたが、特に理由はないのかもしれませんね。お湯から上がって浴衣を着て、お茶とお菓子を食べながら、窓の外を見ていると、これと同じことを漱石がしていたのかとちょっと感無量でした。時間制限がなければ、もう少し満喫したかったという感じです。

その後、周りを散策しました。松山で有名な食べ物は何?と思いつつ、特になさそうだったので、適当に済ませました。大体は海産物かそばというところが観光地の相場ですからね。