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旅・歴史 小田原、箱根そして三島と伊豆長岡温泉

箱根湯本温泉

箱根湯本までは小田急で15分くらいで到着できます。

箱根温泉と言っても、いろいろです。麓にある湯本、登山鉄道に乗って、塔ノ沢、宮ノ下、小涌谷から強羅まで、そして芦ノ湖周辺といろいろ楽しめます。今回は、湯本について。

湯本でまずは昼食を、ということで、何がうまいんだろうと考えていますと、そうだ、観光地はまず蕎麦を食べるだ、と思い立ち、「はつ花そば・本店」へ。なぜそこに入ったかというと、特に理由はなかったのですが、表まで並んでいたので、これはうまいに違いない、と考えてのことでした。

かなり混んでいましたが、ほどなく座れ、てんぷらとざる蕎麦を注文。時間は掛かりましたが、待たされた甲斐があるおいしさでした。ちょっとばかり店員の態度が気になりましたが、パートのおばちゃんだから、と思い、また、せっかくの旅行が面白くなくなることもあるので、ここはぐっと我慢した感じでした。でも余計なひと言、というのはむかつくものです(正確には二言でしたが)。

湯本では「天山湯治郷」は有名です。どんなものかという興味もあり、行ってみることに。
駅前ロータリーには路線バスと巡回バスがあります。巡回バスは本数は少ないですが、片道100円と安いので、是非利用したいものです。その間、近くの饅頭屋さんなどのお店を散策。バラ売りしてくれるので、立ち食いもできます。ちなみに、ここでバスを案内してくれたおじさん、饅頭屋の女将の対応は最高でした。

天山は、同じ敷地内に一休という湯屋もありましたが、時間の関係上天山のみ利用しました。入浴料は1200円。入口でチケットを買い、そして入場。お香の香りがして、良い雰囲気で迎えてくれます。ロッカーも無料で、結構大きな荷物も入ります。

お風呂は全部露天風呂でした。入口付近のお風呂は以上にぬるく、おいおいなんだよ、と思っていたところ、隣の檜風呂がとても熱く、まだ温まっていない体には酷な温度でした。なるほど、この熱さを体感したあとに、このぬるい風呂か、などと勝手に理解することに。その奥にちょうどいい加減のところがあり、そこはやはり人口密度が高かったです。

書かれている温泉の内容を読むと、源泉を薄めることなく、特殊な技術で調整している、とありました。温泉マニアとしては、薄めていないことへの敬意を持ち、少々熱かろうが、自分がなれるべし、と言い聞かせることに。ある程度あったまったので、一度休憩のため服を着て、お食事処へ。休憩所もあるし、自販機でビールも買えるので、そちらでもよかったのですが、落ち着いて休みたかったのでお店を選択しました。また、これが当たりでした。

案内された場所は、窓際で、すぐ外は川の景色でした。季節は冬なので葉も落ちていましたが、紅葉の季節に来ると、それはそれは素晴らしい景色なんでしょう、と思いました。ビールとつまみを注文、そして仮眠。これぞ、湯治だね、と思いながら、二度目のお湯へ。天山最高!また来たいと思います。