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趣味・スポーツ コンフェデレーションズカップ ブラジル2013

日本対ブラジル いいところは全くなかった。。。

杉山茂樹氏の本です。サッカーファンなら賛否両論の彼ですが、切り口は面白いと思っています。

杉山茂樹氏の本です。サッカーファンなら賛否両論の彼ですが、切り口は面白いと思っています。

そして迎えた緒戦、日本対ブラジルです。夜中4時キックオフでしたが、日曜日の明け方ということもあり、多くのファンが生で観たようです。私は前半のみ生で観て、後半は録画で観ました。

理由はいいところが全くなく、眠い目をこすってまで観るまでもないかな、と思ったからです。

前半早い時間に、ネイマールに決められ失点します。あれは防げたのかどうなのか、いろいろ意見がありますが、時間帯があまりにも悪すぎたと思いました。ブラジルも地元開催で、且つ、代表チームバッシングがある状況でしたので、大変緊張していたと思われます。そこですぐに点が取れたことで、かなり落ち着けたことは想像に難くないでしょう。

事実、それからは面白いようにボールを回し、日本代表を半ば遊ぶように対応してきます。

時折、相手ゴール前まで攻め込み、シュートらしきものは打っていましたが、いかんせん距離があり、いずれも可能性が低いものばかりでした。それでも、かつての日本代表であれば、バックパスなどをしてイライラしたでしょうから、その時よりは成長していると思います。日本代表は誤解があってはいけませんが、確実に成長はしているのです。

ただ、他国も成長をしています。5年前のチームより今のほうが強い、それはどこの国にも言えるのです。日本は成長スピードがかつてほど急でなくなったのでしょう。そのことが最近の行き詰まり感を感じさせる原因なのではないかと思っています。

録画していた後半を観ようとつけたとほぼ同時間に追加点です。これはいただけなかった。キーパーの川島のミスだと思います。あれは止められるでしょう。フリーで打たせてしまったディフェンスも良くない。あれが入ってしまうのであれば、ブラジルは苦労しないです。何とも残念でした。

そしてボール際、接触プレー、空中戦、ポゼッションすべて負けていました。勝てる要素無しです。サッカーもメンタル面の部分は大きいスポーツです。なかなか点が入らない、思うようにいかない、となると、どのようなチームでも焦ってくるものです。そしてミスを犯し、ランクが低いチームに可能性が出てくるのです。

それが前半すぐに点を入れられたことで崩れてしまい、力の差が残酷なほど出てしまいました。

唯一救いだったのが、試合終了後のサポーターの反応でした。冷静にどこが悪かった、誰が良かったなど冷静に分析しているコメントが多く見つけられました。むしろ、解説者のほうが無理にポジティブに話をしていて、少し残念でした。

可能性を感じているからこそ、失望し、更に今後に期待する意味でのブーイングが増えることが、選手を奮い立たせると思っています。