趣味・スポーツ クラブワールドカップ2011年
決勝 サントス戦
順調に、バルセロナと南米代表のサントスが決勝に上がってきました。
メディアでは、メッシ対ネイマール、という図が出来上がっていて、どちらが多く点を取るか、なんてやっていました。日テレの解説者も乗っかって言っていましたが、それは番組構成上、と思ています。もし本気にそんな風に思っていたら、おそらくバルセロナの試合を普段から観ていないと思いました。
そんな試合にはならない、すなわち、サントスはバルサに圧倒的に回され、ボール自体ネイマールに回って来ない状況が容易に想像できるからです。個人的な予想として、攻めてくるサントスの空いたスペースをガンガンついてくる、そして大量得点が期待できる、というものでした。
そんな期待もあって今度もたくさんのバルササポーターが居るだろうと思っていましたが、スタジアムに近づくにつれ、ブラジル人サントスサポーターの多さに驚きました。スタジアムそばで大合唱!そしてスタジアム内もメインスタンド、バックスタンド、そしてほうぼうに大変な数のサポーターがいて、ちょっと感動しました。ここはブラジルかも?と錯覚するほどです。
3位決定戦が終わり、いよいよ試合開始。
バルセロナは、けがでビジャが離脱しましたが、それ以外でいうと、ほぼベストメンバーでした。
セスク メッシ チアゴ
イニアスタ シャビ
ブスケツ
アビダル ピケ プジョル アウベス
バルデス
チアゴよりはペドロなどのFWが出てくるかと思いましたが、MFで構成されるいわゆるゼロトップという状況でした。
彼らは今のバルササッカー、哲学を継承しているメンバーであり、戦術、技術、相性どれを取っても、最強です。アルサッドは勝負を捨て、かなり引きましたが、サントスは攻めてくるはず。そうするとスペースが出てきて、それこそ、バルサの思うつぼです。
スペインでもレアルマドリードは勝ちに行く為、スペースができ、思った以上の差がついてしまい、がっかりするというパターンが3年続いています。
そんな予想を胸にキックオフの笛がなります。