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趣味・スポーツ アジアカップ2011年

楽勝だったサウジ戦

サウジアラビアとの試合は結果楽勝でした。

強いチームであるという潜在的なイメージで過大に相手を評価していたかもしれませんが、蓋を開けると、とても緩い試合でした。相手はプライドがあるから是が非でも一矢を報いたい、と思うと考えていました。しかし全くなかったですね。

サウジは初戦を落としてしまい、その責任で監督が解任されました。日本ではあまりないケースです。恐らくそんなチームは統率も取れていなく、選手個々というよりは、組織で戦う集団でなかったと思うのです。ワールドカップのフランスと同じです。

だから、サッカー評論家のコメントは一様にネガティブでした。コラムによっては最悪の試合、とこき下ろしたものもありました。

個人的にはそれは行き過ぎだろう、と思います。何にせよ、勝ったのだから、ヨルダン戦よりはいいはずです。そういう人たちは、天邪鬼的であり、そう批判したほうがさもサッカーを知っている人に見えるから言っているのだろうと思います。

ザッケローニ監督の表情は、「それくらいやってくれないと困る」というように見えました。相手の力量を推し量り、このくらいの差はあるよ、と。5点取れたことは良いことですし、それがFWが取ったということも吉報です。でも課題は探せば必ず出てきます。

バルセロナのサッカーは今世界で一番と言われています。でもすべての時間、試合で完璧な訳ではありません。出来が悪い時もあります。でも勝つのです。勝つということはポジティブなこと以外ありません。

当然反省点はあります。高い目標、レベルを追求するには当然の作業です。そういう組立で評論してくれないと、思ってしまうのは私だけでしょうか?