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LIFE 経営者インタビュー~大上達生氏~

ネットビジネスとの出会い

H:いろいろと試行錯誤されたのですね。そこで手応えがあったのがネットビジネスですね。

O:そうですね、ネットビジネスに関しては、アイディアもあったし、会社員の頃からオークションなどもやっていたので、これが一番現実的な選択と感じるようになりました。

H:オークションを始めたきっかけは何だったのですか?

O:家にたまたま古いラジカセとテレビがあって、どうせ捨てるなら試しにオークションに出してみるか、という軽いノリでした。それが結構すぐに売れたんです。廃棄しようと思っていたものが、ちょっとしたお小遣いになって、これは面白い、となったんですよ。

H:へえ、それは面白いですね。ちなみにどのくらいで売れたか覚えてます?

O:2つ合わせて2万円くらいにはなったかなぁ。いいお小遣い稼ぎですよ。

H:2万円くらいになると、何か可能性を感じますよね。やはりこれはきっかけがよかったんでしょうね。それから週末起業のような感じで、セカンドビジネスとされていたのですね。

O:そこまで本格的か?と言われれば、今の状況からすると、趣味の延長のような意識でしたね。その後、先ほどのような独立したいという気持ちが高まってきたのをきっかけに、セミナーに参加するようになって、それから本格的に考えるようになったんです。

H:その趣味の延長から、ビジネスにしようとなったきっかけの商品などありますか?

O:輸入ビジネスですね。アメリカから1万7千円くらいで仕入れたものが、2万5千円くらいで売れたんですね。利益もしっかりと取れたので、これはいける、という手ごたえがしてきました。それからはもう準備も本格的にはじめた、という感じです。

H:ちなみにその時売ったのはどんな商品ですか?

O:アウトドア系の商品でした。アウトドア系は需要が高いと思います。

H:大上さんもアウトドアが趣味なんですか?

O:いや、まったくやらないですね(笑)。参加したセミナーで教えてもらったんです。需要が高い商品のリストなんかがあって、それを参考に調べた形です。

H:なるほど、需要のあるものを仕入れるからこそ、在庫を抱えなくて済む、という基本に従ったのですね。これでいける、と確信できたのはいつですか?

O:基本的なビジネスの形は何となく固まってきたのですが、並行して進めていたものもありました。ただ、それがうまくいかなかったんですね。その結果、ネットビジネスをコアに成長させていった、という感じです。

H:ネットビジネスが形になってきましたが、会社を辞めるというのは大きな決断だったと思います。恐らく、当時の給与とネットビジネスでの売り上げを比べても、まだまだ給与が高かったのではないかと思いますが、踏み出したきっかけは何だったんですか?

O:今思い返せば、怒り、だったと思います(苦笑)。だから、ネットビジネスでやれる、というより、やる!という気持ちになったのが決めてですね。覚悟を決められたんですね。勇気を出して踏み出さないと人生は変わらない、と。

H:なるほど(笑)。そうなればもう突き進め!というところですね。反対はありましたか?

O:両親は始めは反対でしたね。よくわからないビジネスですから、それでやっていけるのか、と散々言われました。ただ、両親すら説得できないようであれば、土台無理な話だとも思っていたので、そこはしっかりと話をしましたよ。最終的には両親にはすごく協力してもらっています。

H:転職でも起業でもそうですが、出来る理由を挙げるのと、失敗する理由を挙げるのと、両方あると思います。失敗すると思えば、そこから出てくる不安は尽きないということは常ですが、何より自分が選んだ道であるという強い信念がある方が成功すると思いますね。