LIFE 経営者インタビュー~勝山純生氏~
そして共同経営会社を設立
H:そんな気持ちだったところで、新規ビジネスを始めることになったんですよね。
K:そうです。これが後のグロース社になるのですが、これもきっかけはマッチングからでした。あるとき、コピー機を持っている方が場所を探していまして、同時に夜間にしか場所を使用しない塾の経営者がいたんですね。この両者を引き合わせて、お互いのニーズを満たすことが出来たんです。
H:なるほど、相互補完が出来、コスト面でも良いパフォーマンスが得られたのですね。
K:そう、とてもいい縁でした。そしたら、ビジネスに勝山さんも参加してくださいという話になったんです。最初はお手伝いという気持ちで始めましたが、クライアントニーズも高く、それに応えていくことが使命なのかと感じるようになりました。
当初はお互いのビジネスの延長で売り上げ処理をしていたのですが、あまりにもニーズが高く、得意先が増えるとビジネスを一本化したほうがいいだろう、となり、新会社としてグロース社を立ち上げたんです。
H:時代はペーパーレスの方向ですよね?それでもニーズはあるのですか?
K:めちゃくちゃあります!びっくりするくらい(笑)。企業も確かにコストセーブをしなければいけないのですが、最低限のニーズはあるのです。それを自社で処理するよりは、外部へ委託したほうがいい、となるのです。また、しっかりとしたデザインが出来る人材やソフトウェアなども用意する必要がありますから、当社の役割は大きいのです。
H:クライアント開拓はどうされているのですか?
K:当然日常的な営業活動は必要ですが、アキコン社でのネットワークも大きいのです。交流を通してニーズを掘り起こし、そこで受注を受けているケースもとても多いです。
売上もお蔭様で倍になってきていますから、今後さらに成長させることが今の課題です。5年計画において、売上を今まで通り増やすにはどうするか、その戦略をいつも練っています。