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LIFE 東日本大震災

震災から1か月、ようやく元の生活に戻れる

昨年の桜の様子です。まさか、このようなことになるとは。。。想像もできない出来事でした。

昨年の桜の様子です。まさか、このようなことになるとは。。。想像もできない出来事でした。

震災から一か月経った4月10日に無事引越をすることができました。

浦安市内での引越で、理由は子供の学校の問題。転校はさせたくなかったので、わずか数百メートルでの移動になりました。でもそこは昔建てられた分譲団地なので、割と地盤に関してもしっかりと補強しているようで、ライフラインもすべて問題なしです。そして結果的に広い場所へ移れたので、家族も満足しています。

その間、いくつかの親切に出会いました。

引越会社の方は大変親身になってくれました。浦安市外の会社であったので、新浦安の状況は知らなかったようです。傾いた家、砂塵が舞う状況はとても驚いたようで、いくつかのサービスをしてくれました。予算よりもだいぶ少なく引越すことができました。

また、舞浜のヒルトンホテルは、被災者のために格安で部屋を提供してくれました。私たちは引越前夜のみ利用しましたが、多くの被災した家族の人が助かったと思います。

このような温かいサポートがあり、何とか平常通りに戻ることができましたが、それは私が賃貸故の身軽さからでした。
自宅を購入していた人たちは、これからが大変です。液状化した地盤は元に戻りません。今は雨が降っていないので、地盤が固まっているように思えますが、ひとたびまとまった雨が降れば、大変なことが起こる可能性があります。あふれた土の影響で空洞がある場所もあり、そこが崩れれば二次災害の恐れがあります。そのため、一刻も早く修理をしたいところですが、余震が続いているので、その効果が得られにくいということもあり、1年くらいは何もできない、という診断が下っているようです。

そのため多くの住民は、引越をしていたり、一時的に実家などに身を寄せたりして、我が家を離れている状態です。

子供たちによると、転校をした友達や、遠くから通っている友達がいるそうです。この震災は多くのことを我々に強いています。できれば、震災前に戻りたい、そう思う毎日です。