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LIFE 2013年の新たな取り組み

自分ならこんな提案が出来る、という衝動

話戻って、28歳の私のところですが、これを定期付き終身保険でなく、終身保険のみのプランに入っていたらどうだったでしょう?

保険金は定期が乗っていないので少なくなるでしょうが、積み立てた保険料があります。もし万が一、お金がいるということになったら、解約して、返戻金を受け取ることができます。解約しなくても、払い込みを終えたら、その後は払った保険料よりも多い保険を受け取ることが出来るのです。

その選択肢があったなら、いろいろな選択肢も出来たのではないかと思ってしまいます。

退職金にプラス、保険解約金があれば、年金が出る65才(これよりも上がる可能性はとても高い)まで何とか食いつなげるだろうし、それをベースに、住宅を購入することや、そのほかの投資に回すこともできるはずです。

要は自分自身の選択であったかどうか、というところが大切だと思うのです。ライフプランは仕事だけではなく、マネープランも両輪で備えるべきものであるのです。

そう考えると、このような仕事は自分しかできないのではないかと強く意識するようになりました。保険業は今までの経験が活かせる仕事なのです。

これからの社会は、終身雇用で60才定年まで働ける人がどれだけいるのか、という問題があり、年金が65才まで貰えないという現実があります。とある年金エコノミストは、企業側が努力して、65才まで雇用を保障するべきだ、と力説していましたが、45歳くらいで仕事を失ってしまうという現実もあります。紹介業をやっていて実感することでもあるのですが、今の若い人たちは、昔のようにトレーニングもされていないし、それを伝えるという文化も経験せずに働いています。給与も昇進も年功序列よりは、実力主義、となり、ほぼ30代でピークを迎える人がとても多いと思います。

そうなると、ピークを過ぎた40歳以降をどう生きるか、という話になるのですが、多くの人たちが一番お金が掛かる時期に突入していることも事実です。

そう思うと、ライフプランをしっかり立て、賢くなることがどれだけ大切かが分かります。

そう考えると、人生の選択に大いに関わる仕事をしている立場としては、将来に対する備えをベースに、多角的に提案することが使命ではないかと考えた次第です。