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LIFE 2013年の新たな取り組み

なぜ自分が販売しようと思ったか

そのこともあり、昨年から保険の見直しをいくつかの保険会社、そして今はやりの来店型窓口にも相談しました。

結論から言うと、どれもこれも、という印象でした。商品知識があるのかどうかも怪しいですし、本当に顧客の為を思った提案をしているのかが疑問に思えました。

顧客の要望を聞き、提案するというスタイルを取っているように振る舞っていますが、結局は自分が売りたい商品を押し付けているように感じるのです。ひょっとしたら、良い提案を受けているのかもしれませんが、どうしてもそうは思えないのです。

例えるならば、テレビを買おうと思って量販店に行ったところ、パソコンを押し付けられているような印象です。今はテレビははやらないですよ、このパソコンならテレビも見れてインターネットも出来て、いいじゃないですか!というような感じです。

勧める定員としては、本当にいいと思っているのかもしれませんが、どうしてもパソコンを押し付けられている感が否めない訳です。販売ノルマがあるのではないかと。

一方、同じく何も提案が無い人たちもいます。同じく例えるなら、テレビが欲しいのだけど、どこのメーカーがいいですか?という問いに、それはお客様の好みでしょう?と返す定員のようなイメージです。いやいや、同じテレビでも、性能が違ったり、値段以外の差ってあるでしょう?という気持ちで、プロのアドバイスを聞きたい気持ちからすると、大いに期待外れとなります。

前者は、馬鹿な顧客は誘導して売り込めばいいのだ、という上目線、後者は、クレームが怖いから言うことを聞いていれば無難、という考えです。

私はこのどちらからも商品を買いたいとは思いません。これで良ければ、ネットで買ったほうが全然いいです。でも、顧客は好みは合っても、絶対的な情報量が少ないですから、果たしてこの商品で良いのか、という疑問は常に持ちます。

安価なテレビ等だったら、多少失敗したと思っても何とか消化できますが、高級な車や家などは、失敗したくないと思うでしょう。故、このような高級商材は、対面で販売されるというスタイルが尚主流であると思います。

では生命保険はどうかと考えたとき、どうしても前者の考えになっているように思います。それは販売する側も、購入する側も。

なぜならば、月払いの金額だけが頭にあるからです。毎月2万くらいの保険料を払っている、ということで、食費程度で保証を買っていると考えているのです。しかしながら、これを年単位、また保険支払期間単位で考えると、大変高い買い物であることが分かります。高級車か、人によっては、不動産が買えるくらいの金額を保険会社へ支払うことになるのです。

であるのに、余りにも保険に無頓着すぎるというのが現実ではないでしょうか。