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LIFE 2013年の新たな取り組み

私の体験談

生命保険は社会システムでも大変良いものだと思います。一方、それに反してこれほど不信感を持たれる業界もないと思います。
私は恐らく他の人よりもその生命保険に対する不信感が強いと思います。

その理由は、28歳くらいのときに暴漢に遭い、顔面を骨折するという傷害事件があったとき、そのとき掛けていた某大手生命保険の担当者に報告したのですが、連絡が無く、その後対応した上司も、保険処理してやっているんだ、的な対応をされたからです。

生保レディーが勧める保険プランに対し、何の疑いもなく契約した行為自体が軽率であったところも悪いのですが、いざというときの保険、という触れ込みが、結局対応が悪かったということになると、不信感以外の何物でもないということです。

とはいえ、家族を持つ身であるため、生命保険は絶対必要なものであることは間違いありません。その後、保険会社を変え、現在も加入しているのですが、その保険会社も対応は似たり寄ったりで、契約後に生保レディーに会いたいとは思えません。

恐らく、多くの人たちが程度はあるでしょうが、生命保険会社に不信を持っていると思います。

私の場合は、実際保険処理があり、その対応の不手際ということもあるのですが、そもそも、今入っている保険自体が、自分のニーズを満たしているかという問題もあります。

私が加入しているのは、定期付終身保険、というもので、主契約である終身部分に上乗せする形で定期保険が付いている、というものです。これは日系の大手生保会社が推奨しているものですから、加入者も多い保険です。終身保険は保証が一生涯、定期保険は、一定期間のみの保証ということです。値段は定期部分が掛け捨てなので安い設定となります。

初めて加入したときが25歳くらい。その時で死亡すると3000万くらいの保険であったと記憶しています。その後結婚し、提案を受けたのが死亡保険金が5000万円というものに変更させられました。生保レディー曰く、結婚したんだからこのくらいの保険に入らないと駄目よ!ということでした。

一方、私個人としては、まだ子供もいなかったので、積み立てられる保険は無いのでしょうか、あればそのほうがいいのですが、と質問をしたことを記憶しています。その際は、のらりくらりで結局却下されてしまいました。
なぜ自分の意見が却下されたのでしょう?それは、この保険会社の営業ノルマのシステムが、保険金額総額に対して評価されるからということです。私が言うような積み立てもできる終身保険ですと、保険料が高いですから、比して保険金も低くなることになります。それでは自分の成績にならないからです。

加えて、最近その保険会社から新たな提案という形で頻繁に電話がかかってきます。

今年43歳を迎える私は、現在の保険を見直さなければいけない時期に来ています。なぜならば、43歳になった段階で、保険料がグッと上がるからです。

そういう状況もあり、提案をするというのですが、これも顧客無視の内容になっています。内容は、終身部分で積み立てた解約返戻金を下取りして、それを反映した新たなプランにしましょう、ということです。一見顧客の為、を装っていますが、せっかく積み立てた解約返戻金が無くなってしまうことで、本来顧客に戻ってくるはずの保険金が、保険会社へ吸い取られてしまうのです。これは、極論言うと、詐欺だと思います。

これではどんな人でも不信感を持つのは当たり前でしょう。